■情報は川上からと言うけれど。

あなたは株をやるとき、どんな情報を、どんなところから、どんなふうに入手しているのでしょうか。

株式投資のセオリーの1つに「情報はできるだけ川上に行って取れ」というのがありますが、残念ながらその川上に行ってみても、川面に浮かんでいるのは、使い古されて打ち捨てられた情報だけです。

つまりプロの人たちにとっては、すでに「折込み済みの情報」であって、そこにあるのは、その情報をもとに大量に株を買ったあとの残った情報です。

情報の死骸のようなものです。

実のところ、私たち一般の個人投資家は、極端にいえば、この情報の死骸をもとに株の売買を行っているようなものなのです。

だからといって役に立たない、有利な売買取引ができないということではないので落ち着いてください。

何を言いたいかというと、情報をテレビや新聞など、メディアから入手することがほとんどの私たちには、その程度のやり方で情報を収集するしか能力がないということです。

企業の奥深くまで潜入したり、業界のトップの動きから、経営統合の話が勃発していることを察知したりする能力はないのですから、無理はありません。

大事なことは「そうなんだ」と現実を認識して、「ではどうすれば良いか」を考えることです。

手立てはあります。

連想ゲームを楽しむやり方です。

いま東京オリンピックを間近に控え、関連する業界や企業の株価が少しずつ上がっています。

建設・土木、航空、旅館・ホテル、語学学校、スポーツ関連~。

オリンピックは裾野が大きすぎて連想には向きませんが、このように1つの出来事から連想を広げて「他の投資家が見落としていそうな、できるだけ遠い関連株」を買うことです。

株価上昇までには少し時間がかかるかも知れませんが、このやり方なら「安いうちに株を買い」、後追いしてくる投資家が株を買って、値が上がったら「高値で売る」ことができます。

参考サイト⇒株とは? | 株初心者入門講座 | 現物取引 | 国内株式 | 楽天証券

■コレだけ知っていれば大丈夫と言うけれど。

株は基本と知識、それに経験値とコネクションを総動員して行います。

「コレだけ知っていれば」というのは麻酔薬のような言葉で、実際にはそんなことで通用するような市場ではありません。

どれだけたくさんのことを知り、どれほど多くの経験値があっても、大損をするときがあります。

なぜかというと、日々刻々と変化する外的環境を相手に博打をしているようなものだからです。

昨日の読みが、今日も通用するわけではありません。

「大丈夫」などという保証はどこにもないのです。

株式市場は「欲の市場」といわれるように、つねに欲が支配し人の心を動かしていきます。

株価というのは実際の企業の評価や事業・商品の評価ではありません。

欲に支配された人々の評価です。

実態ではないのでバブルともいわれます。

憶測が憶測を呼び、その株を買う投資家が殺到すれば株価は急騰します。

その逆に風評被害というのもあります。

実態はそんなことはないのに、マイナスの憶測が広がって株が売られ株価は急激に下落します。

そんな世界に大金を投じておいて「大丈夫」などと思ってはいけません。

しかしこんなやり方もあります。

投資する人たちの一群を、外から客観的に眺めて、その人たちの動きで投資先を決めるというやり方です。

投資する人たちの一群を、外から客観的に眺めている人を、その外側からまた眺めている人もいます。

そしてそのいちばん外側にいる人の動静から、投資先を決めるという投資家もいます。

このやり方こそ株式投資のセオリーです。

王道といっても良いでしょう。

「株式は実態を見るのではなく、欲望の動きをよ」ということです。

コレだけ知っていれば、あなたは大丈夫です~。